卵母細胞では動原体が正しい染色体分配の準備をする
MPS1 promotes timely spindle bipolarization to prevent kinetochore-microtubule attachment errors in oocytes
Shuhei Yoshida, Reiko Nakagawa, Kohei Asai, Tomoya S Kitajima
EMBO J. 2025
マウス卵母細胞では、動原体に局在するMPS1キナーゼが紡錘体の二極性化を制御していることを明らかにしました。卵母細胞ではまずMPS1キナーゼが紡錘体の二極性化を促進し、その後に微小管接続が安定化します。このように動原体が紡錘体の二極性化と微小管接続を制御することが、卵母細胞の染色体分配では重要であると考えられます。
DOI : 10.1038/s44318-025-00461-w
理研プレスリリース
https://www.riken.jp/press/2025/20250604_2/index.html